

授業科目「英米詩講読」の紹介
2016.06.15
詩は最小のスペースに最大の意味が詰め込まれた表現形式です。表された意味を解きほぐしていくときに「解る」という喜びが生まれます。英詩は難解だと思っている学生諸君に詩を理解してもらい、英詩ってなかなか面白いものだと感じてもらいたいと思って英米詩講読を開講しています。教養のある英米人は何篇かの詩を暗唱しています。教養のある日本人になろうとしている皆さんにも少なくとも一篇の英詩を暗唱していただきたいと思います。
エドモンド・スペンサーからディラン・トマスまでの有名な短詩を読んでいきます。ボランティア学生の発表で授業を進めるので、学生諸君の積極的な参加を期待します。次の3点を目標としています。1.イギリス文学の精華である英詩に親しむこと。2.英詩を通して英国人のものの考え方、および英国文化を知ること。3.英詩を朗誦し、味読することで英語そのものの音やリズムを身につけること。
担当教員:中川 憲