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授業科目「異文化コミュニケーションⅠ」の紹介

2015.07.29

  • 学科紹介

 この授業では、異文化コミュニケーション(自分と異なるグループー異なる性別、年齢、国、民族等に属する人々とのコミュニケーション全てをさす)の様相を、映像メディアでのコミュニケーション例、新聞、雑誌の世界の現在進行中の出来事についてのニュースにおけるコミュニケーション例、そして、日本から世界へ出た文化、または入ってきた文化事象の例を全てあわせて考察していきます。
 毎回の異なるテーマで異文化コミュニケーションの主要な要素を系統立てて理解し、自分自身の異文化コミュニケーションはどのようなものなのかに気付き、理想的な異文化コミュニケーションについて、各自が「自分の答え」を次第に明確にしていきます。現在の世界におけるコミュニケーション問題を考察出来る力と、自分の異文化コミュニケーションのあり方を決定できる力を持つことが目標です。

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 この授業は、英文科の大部分の授業がそうであるように、英語で行われます。また、毎回の授業で必ず課題が出ます。計12回提出する課題も、もちろん英語で書きます。課題の一部は、次回に縮小コピーをされ、クラス全員で共有します。すべての課題を終えた時はやり終えた充実感でいっぱいになることは間違いなしでしょう。
 「毎回の課題にどの位時間がかかるの?」と課題を出している一人の学生に声をかけたら、「一時間半ぐらいです。」。「そうだよね」と思うと同時に、「そうなのね」という思いもして、なんだか嬉しい気持ちでいっぱいになりました。学生達のこの12回の課題を読ませてもらいながら、教員の側もまた多くを学んでいます。

  • eibunibunka4.jpgこれは、毎回提出の課題のほんの一部
  • eibunibunka5.jpg配布の学生課題の縮小コピー。互いの考えを知って学ぶのですよね

担当教員:青木 順子