

「就職内定者との懇談会」を開催しました
2020.01.29
英語英米文学科では、2019年12月12日(木)、キャリア意識の形成を目的として「就職内定者との懇談会」を開催しました。毎年開催されているこの懇談会では、様々な企業に内定した4年生が講師になり、STAYS参加中の2年生を除く、1年生と3年生全員が参加をします。学生たちは、自分の興味、関心に合わせて(1) 航空・空港、(2)県内就職、(3)県外就職、(4) 英語教員の4つの会場の中から1つを選択し、講師の話を聞きます。今回講師となってくれた計14名の4年生は、その企業を選んだ理由、内定までの流れ、就職活動のためにした準備、今からどのようなことに気を付けておくべきかなど、これから本格的な就職活動に取り掛かる後輩のために熱心に自分達の体験を語ってくれました。
先輩の話に聞き入る下級生の態度は真剣そのものです。丁寧にメモを取っている姿が印象的でした。懇談会の感想を一部紹介します。
・一年生だからと言って就職のことを先延ばしにするのではなく、今の時期から将来のことをきちんと見据えて、自分のしたいことやするべきことを決めたり、行動に移すことが大切なのだと実感しました。(1年生)
・就職活動がどのようなものか分からなかったけれど、今日詳しく聞かせていただいて、今何をしておくべきなのか、時期が来たら何をしたらよいのか教えていただいたので、とても参考になりました。今できることをしっかりやっておこうと思いました。(1年生)
・具体的に先輩達がどのように就職活動をされていたのか話を聞くことができたのでとても良い機会となりました。(3年生)
・素敵なお話をしていただき有難うございました。もう少しで始まる就活に「頑張ってね!」と背中を押してもらえたような気がしました。全力で頑張りたいと思います。(3年生)
・普段聞けないようなお話が聞けて、とても貴重な時間となりました。具体的なことを今後の就職活動に生かそうと思います。先輩達はとても恰好いいと思いました。(3年生)
「今回講師を務めてみて、就職活動でこんなことしたなあと振り返ることができました。どうすれば上手く伝えることができるだろうと考える時間が楽しく、とてもよい経験になりました!(中略)来年から社会人として働くことに不安もありますが、ご縁を頂いた企業で働くことがとても楽しみになりました。」-講師を務めてくれた4年生の一人から懇談会後に送られてきたメールです。一方、「先輩達は本当にすごいなあと思います」-懇談会後に直接感想を尋ねてみた時の3年生の最初の言葉です。次はその3年生の番。彼女たちも、自分の理想とする仕事に向かって頑張ってくれることでしょう。
これまで50年以上の長きにわたって英語英米文学科が輩出した多くの卒業生は、今、多彩な分野で活躍しています。よき伝統が学生達に連綿と引き継がれていくことーまさにその意味を感じさせられるような懇談会となりました。