

【授業紹介】異文化コミュニケーションII(3・4年生)
2022.12.23
授業担当者: 四方 朱子
STAYS留学経験のある上級生が主に受講するこの講義では、アメリカ合衆国の社会の文化的背景や人々のものの考え方を、英語圏のドラマなどのメディアを用いて考察します。それらをアメリカでの実体験や日本の社会と比べるなど、異文化とのコミュニケーションが、どのような葛藤を生むのか、あるいは、その葛藤からどのように生産的な前進へと進むことが可能なのかなどをクラス全体で考察します。英語を学び、英語を用いるということは、世界へと発信が可能となることを意味します。それは同時に、日本国内だけであれば、考える必要が無かったような異文化につながる可能性をも意味します。その時、どのような言動が相手にメッセージとして伝わるのかを、少しでも客観的に捉えることができるような国際感覚を掴むことが大切となります。このような知識を得ることができるのが、大学の文学部で勉強する醍醐味であり、卒業後も様々な分野で活用できる大切な財産ではないでしょうか。