

E.S.S.サークル:"Kiki's Delivery Service"を上演しました
2019.12.24
(今年の公演 Kiki's Delivery Service)
12月8日(日)、E.S.Sサークルは、英語劇"Kiki's Delivery Service"を上演しました。E.S.Sサークルの部長と顧問のサック先生から記事を寄せていただきました。
以下、紹介をさせていただきます。
E.S.S.サークル 部長
英語英米文学科 3年 赤松遼佳
皆さんこんにちは、E.S.S.サークルです。
突然ですが、皆さんに質問です。E.S.S.サークルってどんなイメージがありますか?英語を使った活動をするのかな?あまり活動してなさそう、結局入部してもすぐやめてしまいそう...そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、私たち安田女子大学のE.S.S.サークルは違います。そんなイメージを払拭するべく、今日は主に後期の活動である英語劇についてご紹介します。
この英語劇は毎年12月に行われていますが、今年の公演でなんと71回目を迎えました。昭和、平成、そして令和。3つの元号を経ても、1年も途切れることのない、1900年代からの伝統行事です。夏休み中にサークルの中心である3年生で集まり、今年の英語劇の題材と台本を用意し、9月の下旬より1年生を加えて練習開始を開始しました。毎年、1年生が主要キャラクターを演じますが、今年は1年生が2人のため、劇を前後半に分け、それぞれ主役を演じてもらいました。練習を行っていく中で、台詞を覚えるだけでも一苦労ですが本番前になると空きコマを使って舞台構成、大道具制作、パンフレット制作、音響や衣装準備など全ての裏方業務も部員で手分けしてこなさなくてはいけません。
(前半シーン 顧問のTaras先生も出演)
(後半シーン 落ち込むキキとウルスラ)
例年英語劇では海外映画や文学作品を題材としますが、今年は見に来てくださる方々により楽しんでいただきたい、見慣れた作品を英語で見ることで、より英語を身近に感じていただきたいという3年生の想いから、日本が誇るジブリ作品"Kiki's Delivery Service"「魔女の宅急便」を上演することに決めました。英語劇では自分たちの出したアイデアを妨げるものはないため、自分たちの表現力を存分に発揮することができます。また、サークル内には英語英米文学科以外の学生もいるため、十人十色の意見を出し合うことで、劇を彩ることができました。
(キキが配達を頼まれるシーン)
英語劇の練習を通して意見のすれ違いや辛いこともありますが、一つの作品をみんなで作り上げた時の達成感はここでしか味わえないと思います。私たちが授業で取り扱っている英語とは少し違った感覚を味わえ、とても新鮮な経験になります。
(フィナーレの写真)
この記事を読んで、E.S.S.サークルに興味がわいた方、学年学科関係なく、まだまだ部員募集中ですので、ご連絡ください。また、来年も後期に英語劇を上演する予定ですので、是非我々の活動をご覧くださればと思います。
最後になりましたが、今年も無事公演を終えることができました。学科の先生方、友人、英語劇に関わってくださった皆様にお礼申し上げます。
以下は、サック先生からです。
E.S.S. Performance of Kiki's Delivery Service
On Sunday, December 8th, the English Speaking Society (E.S.S.) of Yasuda Women's University performed its 57th annual English play. After the success of last year's adaptation of The Devil Wears Prada, the students decided to try a story created in Japan, but one that also features a strong female lead role.
This year, the E.S.S. members performed Kiki's Delivery Service, a story that almost everyone in Japan is familiar with. Kiki, the heroine, is very similar to Andy (of The Devil Wears Prada) in that she, too, leaves a small town for a big city, finds herself in all kinds of trouble, and then loses her self-confidence and sense of purpose. Both young ladies have to learn to create their own style and follow their own hearts and dreams, and both grow up and mature, taking important steps toward adulthood.
This year's performance was another big success, thanks to the hard work of the E.S.S. members and all the teachers and staff members who supported them. We had a large audience, including some children, and we hope to see even more people at next year's performance! Here are some photos from the event. Great job, everyone!