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【授業紹介】英語発音演習Ⅰ・Ⅱ(2025年度):英語発音のプロになろう!

2025.07.11

  • 学びの特徴

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授業担当者:山川 健一

なぜladies and gentlemenでは女性が先に来るのに、men and womenという表現では通常男性が先なのかわかりますか。また、heart(心)とhurt(を傷つける)を発音する際に、口の形をどのようにすればそれぞれ正しく区別して発音できるのでしょうか。さらに、なぜwaterが「ウォーー」、cityが「スィー」、beautifulが「ビューフル」のように聞こえるか知っていますか。そして、そもそも英語の発音と日本語の発音は何が異なるのでしょうか。

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(学生は音声モデルを聞きながら個別に発音練習をしています)

英語英米文学科では、英語の発音を非常に重要視しています。1年次必修の「英語発音演習Ⅰ・Ⅱ」では1年間かけて、母音、子音、音の変化、リズム、アクセント、イントネーションなどの英語の発音全般について、理論と実践の両面から「徹底的に訓練」していきます。

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(今度は録音した自分の英語発音を確認しています)

授業は、コンピュータとLL教室の機能を融合させたCALL教室で行います。毎回宿題として、日常の様々な場面を扱った音声をディクテーション(書き取り)してきます。そして授業では、その教材を用いて音読の練習をしていき、その中で英語の音声の仕組みについて学んでいきます。

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(指定テキストと教材の一部)

その後定期的に録音テストを行い、自分が正しく発音できる部分とまだ十分にできない部分を教師の添削コメントによって確認していきます。そして、まだ正しく発音できない部分については、個別に授業者が指導をしていきます。

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(修得が難しい母音や子音については、学生は教員から個別の指導を受けます)

この授業の合言葉は「英語は頭でなく口の筋肉に叩き込む」です。授業がスタートしてまだあまり時間が経っていませんが、早くも学生の発音とリスニング能力の向上を感じることができるので、これからが非常に楽しみです。