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【授業紹介】基礎演習(2024年度)― 大学での「学びの技法」を学ぶ授業

2024.08.05

  • 学びの特徴

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授業担当者:山川 健一

 

1年前期必修のこの授業では、大学での4年間の学修のための「スタディ・スキル(学び方)」について学びます。具体的には、英語の学習法と日本語でのレポートの書き方・プレゼンテーションの方法の2つの柱を扱っています。

 

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(使用テキストと使用教材)

 

まず、英語の学習法では、英語学習の目的、用いる教材、学習方法について、様々な実例を用いながら体験的に学んでいきます。今年度は、NHKのラジオ英会話とCNN English Expressと英字新聞のalphaについて主に扱いました。そして最終的には、英語学習を組み込んだ自分の大学生活の過ごし方について考えました。

 

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(学生によるプレゼンテーション①)

 

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(学生によるプレゼンテーション②)

 

次に授業担当者が提示した40以上の時事的トピックから各自が興味のあるトピックを選び、レポートを執筆します。マインドマップの使い方、大学図書館の利用方法、情報検索の方法などを学びながら、自分のトピックについて段階を追ってレポートの書き方を学びます。2種類のテキストを用いながら、構成の立て方、レポートの文体、引用のルール、参考文献の表記法、など4年次の英語での卒業論文執筆の際にそのままつながるスキルを学習していきます。そして、レポートが完成すると、担当教員が事前に提示した評価規準に基づいて添削して返却します。そして学生は互いの「作品」を読み合います。

 

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(学生によるプレゼンテーション③)

 

次に、パワーポイントスライドの基本的な作成方法を学び、自分のレポートを3分間のプレゼンテーションに落とし込みます。学生は他者のプレゼンを聞いた後、感想をGoogle Classroomのコメント提出機能を用いて入力し、その感想は即座に発表者にフィードバックされます。

 

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(プレゼンテーションを真剣に聞く学生達)

 

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(学生によるプレゼンテーション④)

 

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(学生によるプレゼンテーション⑤)

 

この授業を足掛かりにして、1年生の皆さんにはこれからの4年間の大学での学びにつなげていってほしいと思います。

 

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(最後の記念撮影。達成感に満ち溢れています! これからの大学生活を頑張ります!)