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2023年度「就職内定者との懇談会」レポート:「製造・物流・保険業界」

2024.01.25

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去る12月14日、英語英米文学科では、毎年恒例の「就職内定者との懇談会」を開催しました。この懇談会は、内定を勝ち取った4年生が講師となって、就職活動の体験を話し、また下級生の質問に答えることで、下級生の就職支援とすることを目的としています。下級生は、自らの関心に基づき、4つの会場から1つを選んで参加します。この記事では、第3会場「製造・物流・保険業界」の懇談会についてレポートします。

 

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懇談会では、まず4名の4年生がそれぞれ、自らの就職活動について報告しました。自己分析、企業研究、説明会参加、エントリーシートの執筆といった初期の活動から、面接、内定受諾までの各段階について、具体例や失敗談も含めながら説明していきました。4年生の話は、就職活動の実践的なアドバイスにあふれており、下級生のメモを取る手は止まりませんでした。

 

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その後、質疑応答に移りました。事前に募集していた質問に答えていく形を取りました。なかでも、「仕事で英語をどれくらい使うのか」という質問は印象的でした。4年生の答えとしては、「外資系の会社で、外国籍の同僚も多いので日常的に使用する」というものから、「部署によっては、海外との取引があるため使用することがある」というものまであり、業種によって異なりました。ただし、どのような業界でも高い英語力は評価されるという点については、4年生の講師全員の意見が一致していました。

 

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さらには、「実は濃くても良いメイク」や「失敗しない靴の選び方」など、女子大ならではというべき細やかなアドバイスもありました。それらは、就職活動の「常識」を踏まえつつ、自信を持てる凛とした姿で就職活動に臨むべきであるという趣旨でした。それを聞いた下級生の顔は真剣でした。

 

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以下は、下級生のコメントです。

・今回4つの会場の中で製造って何をするんだろう?と疑問に思って参加しました。詳しくは知れたので、今まで漠然としていた将来が、はっきりしてきました。1年生のうちからいろいろなことに挑戦しようと思います。(1年生)

・今の時期、先輩方がどういったことに具体的に取り組んでいたのか、とても気になっていたので、今回の懇談会で知ることができて良かったです。また、これから自分がやるべきこと、対策すべきことについて明確になったので、今日から行動に移していきたいと思います。本日は貴重なお時間ありがとうございました。(3年生)

 

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製造、物流、保険といった業界は、英語英米文学科の学生の就職先としては意外に思われるかもしれません。しかし実際には、これらの業界にも、毎年多くの学生が就職しています。それは、学生たちが英語英米文学科で培った英語力やコミュニケーション能力の賜物だと言えるでしょう。4年生の卒業後の活躍と、下級生が後に続くことを願っています。