

2023-2024 STAYS便り(ピッツバーグ⑨)
2023.12.22
アメリカ留学をしてからもう少しで三ヶ月が経とうとしています。段々とホストファミリーやクラスの留学生と英語で少しやり取りができるようになってきて、英語を話すことの楽しさを感じています。それでも、時に英語が聞き取れず意味が分からない時がありますが、その都度友達に尋ねて理解しています。
ピッツバーグ大学での語学授業も終わりに近づき、期末試験が迫っています。既に幾つかの授業のテストを受け終えましたが、サンクスギビングデーと言われるアメリカの大きな祝日を迎えると、またテストが始まるので、この祝日期間を使って勉強の準備をしなくてはならないと感じています。
(アーミッシュ村での服装試着体験)
私は11月中旬にピッツバーグ大学主催のアーミッシュ村への旅行に参加しました。バスに乗り約二時間かけてアーミッシュ村へ行きました。村へ着くと、アーミッシュを紹介してくださるツアーガイドさんと共に村の様々なことを教えてくださり、また実際にアーミッシュに住む人のお家にお邪魔し、生活風景やしきたりなど間近で拝見することができたので、とても貴重な時間でした。
(アーミッシュ村のバギーと馬)
「アーミッシュ村」は電気を使わずに生活する村で有名です。実際、家の中は天井の電気が付いておらずテレビも見当たらなくて、私達にとってはとても不思議な空間でした。また、アーミッシュ村の人達は、絨毯やろうそく等を自分たちで製造し、自分たちで売買するという商売もしていました。今の私達は電気やガスを当たり前に使用できて、そのおかげでテレビやスマホも活用することができ、沢山の情報や娯楽を簡単に手に入れることができますが、この旅行に参加したことで今の生活を振り返る良い機会になりました。
(感謝祭のディナーテーブル)
アメリカには毎年11月の第4木曜日に「サンクスギビングデー」と呼ばれる感謝祭があります。クリスマス前のビッグイベントとも言われており、家族総出で盛大なディナーを準備したり、七面鳥(ターキー)を食べたりします。私のホストファミリーは、ホストマザーの友達のお家にお邪魔して、サンクスギビングデーをお祝いしました。アメリカの皆さん、口々に "Happy Thanksgiving." と言っており、親戚中が集まってお祝いしているような感じでした。まるで日本のお正月みたいでした。ハロウィンは終わったのに、ディナーにパンプキンスープが出たり、カボチャのケーキを食べたりなど不思議に思うところがあり、サンクスギビングデーについてもっと英語で聞いてみたりするべきだったなと思いました。
(感謝祭のパンプキンスープ)
残り数日で終わってしまう授業とその試験、もう同じメンバーで授業を受けることもできなくなると考えると心が痛みますが、最後まで走り切ることができるように英語の勉強をやり続けます。
(大学内のクリスマスツリー)
1組 濱井文香(Pitt)