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2021年度「就職内定者との懇談会」レポート:「県内就職」

2022.01.14

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2021年12月23日(木)、2021年度「就職内定者との懇談会」が開催されました。この会は、内定を得た4年生が講師となって就職活動の実体験を語ることにより、下級生の就職支援とすることを目的として毎年開催されています。下級生は、自分の関心に基づき、4つの会場から1つを選んで参加します。この記事では、第3会場「県内就職」の懇談会についてレポートします。

「県内就職」の会場の講師の業種は、製造業、金融、企業コンサルタント。各講師はまず、志望業種・職種の絞り込み、企業研究、エントリーシート作成、企業説明会への参加、面接といった就職活動の流れにそった体験談を話してくれました。
また質疑応答の時間は、率直な意見交換が行われました。「TOEICスコアは何点あれば良いのか」といったおなじみの質問には、具体的なスコアが示された一方、「TOEICスコアだけで就活は決まるわけではない」という鋭い指摘がありました。また、「1年生、2年生のときには何をしておけば良いか」という質問には、「遊んでおけ」という本音(?)のアドバイス。その心は、「1年生や2年生のときから、すべてを就活に関連させる必要はない。勉強はしっかりとしておくべきだが、自分の趣味や関心に応じて、いろいろなことを体験しておくことも大事」ということでした。

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どの講師の体験談も、具体的で的確なアドバイスと、下級生への思いやりに満ちており、下級生にとっては非常に有益な機会になりました。

以下は、下級生のコメントです。

・実際に就職活動を直前までされていた英文科の先輩の話を直接聞いたことによって、就活のリアルや本音を聞けてとても参考になりました。それぞれの先輩が3年生だった時の状況や心境を知れて、これから自分が行っていくうえで、重なる部分もありました。英文科だから悩むことも、視野の広げ方もあって、知れて良かったです。(3年生)
・就職の話を聞いたら、焦るかなと思っていましたが、むしろ安心しました。すごく親身になってお話をして下さるので内容がスッと入ってきました。1人1人が意見が違ってすごくためになる貴重なお話しばかりでした。(2年生)
・「将来就職どうしよう、やりたいこと決まってないな」と思うことが多かったので、実際にお話しを聞かせていただいて、先輩方にもそういう方がいて、まだ悩んでいいんだと思えました。「急がないと」と思うより、自分のやりたいことをまだ考えてみようと思います。(2年生)