• 学科ニュース

2020年度「就職内定者との懇談会」レポート:「空港・ホテル」

2020.12.16

  • 学科イベント

eibun20201216_00.jpg

12月10日(木)、2020年度「就職内定者との懇談会」が開催されました。英語英米文学科では、内定をもらった4年生が講師となり、下級生が参加をする懇談会を学科の就職支援の目的で毎年開催しています。下級生は、自分の興味に合わせて会場から一つを選択し、講師の話を聞かせてもらいます。今年は3年生が参加をしました。この記事では第1会場「空港・ホテル」の会場の様子をレポートします。

ホテル2名、空港2名の計4名の学生が講師を務めてくれました。①就職活動の流れ、SPI、資格、英語力、課外講座、③面接への準備と企業研究、④面接のポイント、⑤内定までの振り返り、⑤この時期にできること、⑥就活について話しておきたいこと、と4人の講師が、様々な事柄について次々に話してくれました。丁寧に、エピソードを交えて分かりやすく話してくれる講師とその話を一生懸命書きとっていく3年生の姿が会場にはありました。

コロナ感染の影響で、2020年度の就活には今まで予想していなかった状況があったことでしょう。そして、その中で、試行錯誤もあったことでしょう。それでも、ひたすら自分の輝ける場所を探し、そして最後は見つけたーそのことが強く感じられる懇談会でした。後輩達のために知っていることを精一杯伝えたいという優しい想いが言葉の端々から伝わってきて、終始暖かい雰囲気を醸し出している会場でもありました。

eibun20201216_01.jpg
(お互いの話に頷いたり、相槌をうったり、思いがけない応答ににっこりしたり、マスクをしていても伝わる活き活きした講師の姿でした)

友達と支え合い、周りのアドバイスに耳を傾け、それを生かして、一緒に就活を頑張っていったことを講師4人がみんな口にしていたことが印象的です。輝いている先輩達は、この大学生活を学友とともに一日一日大切に過ごしてきた学生であることが、後輩によく伝わったに違いありません。

同じ業種に就職している先輩から色々とアドバイスをもらったというエピソードも披露されていました。そうした社会ですでに活躍している数多くの英文科の卒業生の中に、彼女達もまた加わります。そして会場の3年生もまた続くのでしょう。懇談会は、学科の培ってきた伝統の力をあらためて考えさせる機会ともなりました。

eibun20201216_02.jpg
(最後に一瞬だけマスクを取って記念写真を一枚撮りました。マスクの下に隠れてはいても懇談会の間終始素敵な笑顔でいるあなた達のことは、しっかり分かりました。健闘を心から祈っています。)