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2020年度「就職内定者との懇談会」レポート:「英語教員」

2020.12.15

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12月10日(木)に2020年度の英語英米文学科「就職内定者との懇談会」が4会場に分かれて開催されました。この懇談会は、これから就職活動が本格化する3年生が、4年生の内定者から就職活動の体験談を聞いたりアドバイスを得たりすることのできる英文科独自の毎年恒例の行事です。この記事では、第2会場「英語教員」の様子をレポートします。
4年生からは4名の学生が登壇してくれました。4名の内定先は、広島市中学校、広島県と岡山県の中学校、岡山県の私立高等学校、東京都の中高枠、という非常にバリエーションのあるものでした。したがって、公立と私立、広島と県外、中学校と高等学校、という教員としての様々な進路の選択肢について話を聞くことができました。

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採用試験の勉強の方法のみならず、採用試験当日の様子、長期間モティベーションを維持する方法、学内施設の利用の仕方などについて、3年生は有益な情報を得ることができました。そして何よりも「同じ目標を持つ友人たちと励まし合いながら頑張ってきた」という4年生のコメントは出席者全員の心に残りました。安田女子大学英文科にふさわしい「仲間と切磋琢磨して互いに高め合う」という文化がここにも表れているのだと強く感じました。

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また、教員が主催する教員採用試験用の勉強会や面接練習、ならびに個人的に英文科教員が行った英語添削なども大変役に立った、という声も4年生から聞かれました。 学生の多大な努力も当然なのですが、 このように大学・学科としても、教員志望の学生に対しては強力なバックアップを行っていることも、毎年の教員採用試験での好成績につながっているのだと思います。

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懇談会が終了しても、3年生たちは会場に残って4年生に熱心に質問をしていたようです。このような学科内の学年を超えたつながりも、英文科の強みと言えるでしょう。広島県だけでも、非常に多くの英文科の卒業生が英語教員として多くの中学校・高等学校に勤務しています。このようにして英文科の学生・卒業生のつながりがどんどん広がり、教員として就職してからも安田の英文科出身の英語教員ネットワークがこれからも広がっていくと思います。

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