マーケティング研究を行っている金沢ゼミでは、地元企業のアンデルセングループにパンの新製品をご提案することを目標にして日々活動しています。6月29日（水）のゼミでは、株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所の方にお越しいただいて、ゼミ生たちが考えた新製品コンセプトの提案を行いました。
ゼミではこれまで、現在のパンのトレンドを知り、新製品のコンセプトに関するアイデアを得るために、学内外のベーカリーを訪問してインタビューをさせていただいたり、また本学の学生のみなさんにご協力をお願いしアンケートをとらせていただくなど、市場調査活動を重ねてきました。
それらの調査結果と、アンデルセングループの企業文化・経営理念を意識しながら、ゼミ生はグループに分かれて新製品コンセプトを練っていきました。新鮮なコンセプトを生み出すのに相当苦労したグループもありましたが、学生らしいコンセプトをまとめられたと思います。
プレゼンテーション当日には、アンデルセングループの方から様々なご意見とアドバイスを頂戴しました。学生たちは、新製品開発において自らが気付かなかった重要なポイントを明確にすることが出来、さらに新製品開発に向けた意欲をかきたてられたように見えました。
ゼミでは今後、今回まとめたコンセプトをもとに、新製品のイメージを具体化していく作業にとりかかる予定です。
大変ご多忙の中お越しいただき、貴重なアドバイスを頂戴した株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所 生活研究室　室長の豊嶋様、ならびに今回の調査活動にご協力いただいた全ての関係者の皆様に心より御礼申し上げます。（か）