

高大連携公開授業「高校生のための現代ビジネス講座」を開催しました
2023.08.22
大学では試験も終わり、いよいよ夏休みに入りました。8月4日(金)は毎年恒例の高大連携公開授業「高校生のための現代ビジネス講座」を開催しました。今年は43名の高校生が参加し、以下の4つの授業を受講してくれました。
1時間目
「簿記会計学から企業経営を考える」 [担当:木村]
2時間目
「データサイエンスとは」 [担当:山田]
3時間目
「経営戦略~企業の戦い方」 [担当:清野]
4時間目
「デジタルマーケティング」 [担当:清野]
簿記会計学では、損益計算書や貸借対照表の数字から数々の大切なことが分かることを学びました。企業のことが数字を見るだけでよく分かってもらえたかと思います。
データサイエンスは、データから貴重な洞察を抽出する技術であり、問題を理解し、解決する方法に革命をもたらしました。これにより、情報に基づいた意思決定、将来の傾向の予測、イノベーションを推進する隠れたパターンの発見が可能になります。このことをすでに約150年前の先人は行っていました。この講義ではそれを紹介し、また、最近驚くべき進化を見せているAIの世界についても紹介しました。実際に、画像生成AIが画像をどのくらいのスピードで生成するのかもデモンストレーションしました。データの謎を解明し、AIによるビジネス、そして社会生活の変革の可能性を勉強しました。何かAIを使った新しいビジネスのインスピレーションが浮かんだかもしれませんね。
経営戦略では、洋服、コーヒー、コンビニ、ハンバーガーなどを取り上げ、実際にどうやって戦っているのか、コスト、商品などによる差別化、顧客を絞って集中するなどの戦略を取っていることが分かりましたね。デジタルマーケティングではアマゾンがデジタルならではの取り組みを行っていることやメルカリの仕組み、お客さんにとっての価値などを学びました。
授業中にも活発に発言してくれ、授業後にもたくさんの質問を頂き、とても積極的な高校生の人たちに感心しました。暑い中、皆さん来てくれて、ありがとう。(せ)