

もみじ饅頭の歴史を訪ねて ~金沢ゼミ~
2019.05.29
現代ビジネス学科金沢ゼミでは、社会人基礎力の向上を目標に、和菓子の新製品開発プロジェクトに取り組んでいます。
ところで、広島の和菓子といえば、もみじ饅頭。そしてもみじ饅頭の誕生は、広島・宮島の老舗旅館である「岩惣」の女将が深く関係しているといわれています。
和菓子の新製品開発を進めるにあたり、郷土の名菓 もみじ饅頭に関する学習は欠かせません。そこで岩惣の現在の女将さんから、岩惣に代々伝わるもみじ饅頭の由来と歴史をゼミ生にお話しいただきました。
もみじ饅頭の誕生は、明治40年頃岩惣4代目の栄子女将がもみじ饅頭の形を考案し、岩惣に出入りしていた菓子職人の高津常助が作ったのが始まり、と岩惣には伝わっているそうです。
もみじ饅頭のお話はとても興味深いものであり、さらに歴代の首相をはじめ多くの要人が宿泊した名宿の女将として、そのご苦労や喜びについても女将さんの言葉で大変丁寧にお話ししていただき、学生たちはとても感激していました。
岩惣の女将さんはじめ従業員の皆様、大変ご多忙のところ学生たちを迎えて頂き、心より御礼申し上げます。(か)