• 学科ニュース

「大崎上島町に学ぶ セカンド」学科別セミナー奮闘記⑤

2017.02.20

  • 学生活動

2017年2月13日(月)の午後、豊島班4名は大崎上島の「食」に絞って岡本醤油醸造場とファームスズキへ取材に行きました。

岡本醤油では、伝統ある醤油作りの工程を余すことなく見せていただきました。中でも印象的なのが、深さ2メートルもある醸造桶です。お刺身に合う醤油、濃口醤油、淡口醤油等々、30種類にも及び、味比べもさせてくださいました。その他にも、原料の大豆、小麦は広島産(庄原)のものを使用していたり、1つの醤油に300種類もの香りが入っているというお話を聞き、醤油に対する熱い思いがとても伝わってきました。

ファームスズキでは、牡蠣の養殖場を見学しただけでなく、牡蠣を大きさごとに選別する工程を見せていただきました。こちらでは、牡蠣を水面の浅い所で育てており、広島湾とは育て方が異なるというお話を聞いて驚きました。「毎日昼も夜もなく池の水温や牡蠣の様子を確認している」とお聞きし、まるで自分の子供のように愛情を込めて育てていらっしゃいました。さらに今回特別に採れたての牡蠣を試食させて下さりました。海の塩味もしっかりついて、今までに食べたことがない絶品でした。

上記で報告した2つの場所の見学を終えて、班全員の食に対する思いが変化しました。貴重な経験を本当にありがとうございました。(河南)

genbi20170220_01.jpg

岡本醤油醸造場にて

genbi20170220_02.jpg

ファームスズキ(牡蠣養殖)