今年もマーケティングの授業が始まりました。

企業活動を行う上で重要なのは、モノをちゃんと売れるようにすることです。日ごろ何気なく過ごしているとあまり気づくことはありませんが、企業はものすごくよく考えて、モノを作ったり、パッケージを考えたり、情報発信したりしています。

成功するためにはちゃんとした考えに基づいた行動が必要です。そのなかでも基本となるのが4Pといわれるものです。

1つ目のP：Product（商品）
まず、お客さんは何を求めているのかを知らなければなりません。その情報に基づいて、自分たちが買って欲しいと思うお客さんにぴったりな商品を企画、開発、生産します。

2つ目のP：Price（値段）
値段は企業が利益を得るためにはずすことのできないものです。しかし、高い値段をつけると買ってくれる人が減ってしましいます。利益も考えながら、買ってもらえる価格を考えることが大切です。

3つ目のP：Promotion（広告・宣伝）
皆さんはCMを目にすることがよくあると思います。CMは買って欲しい人にちゃんと届き、ちゃんと理解してもらえないと思ったように売れません。どんなタレントを使うのか、どんな媒体でメッセージを伝えるのか、綿密に考えられています。

4つ目のP：Place（流通）
モノは必ず、何らかの方法を使って購入することになります。しかし、お客さんやモノの特性によって店舗で売るほうが良いこともあれば、ネットのほうが良いこともあります。店の場所も売れ行きに大きく影響します。

ここで説明したのはほんの一部です。もっとたくさん色々なことを考えなければ、思ったようにモノを売ることはできません。是非とも実際に大学に来て、お話ししましょう。キャンパスフェア、オープンキャンパスで待っています。(せ)