

授業紹介:経営戦略論(3年生前期)
2022.08.24
経営戦略論は、ビジネス関連の科目(経営学等)の中心となる科目のひとつです。また、その考え方は応用範囲が非常に広く、ビジネスを学ぶ上で、最も重要な科目となります。
皆さんの身の回りの製品や良く利用するサービスを提供している企業は、どのようにして今のポジションを獲得したのでしょうか?グローバル化、デジタル化など変化の激しい時代、ずっとそのポジションにとどまっていられるのでしょうか?
ライバルとどうやって差別化するかを説明しています
例えば、スターバックスコーヒーが日本への進出時、昔ながらの個人経営の純喫茶とコーヒーチェーンではドトールコーヒーがリーダーであった日本市場でどのようにいまのようなリーダーポジションを獲得していったのか? そして、リーダーとなった今、これからはどう対応すべきでしょうか? また、企業だけでなく、業界についても、同様です。
ガラケーなどの携帯電話は、iPhoneなどのスマートフォンに取って変わられ、電話機のプレイヤー(メーカー)も大幅に顔ぶれが変わりました。フィルムカメラに取って変わったデジタルカメラ業界も、業界が異なるスマートフォンのカメラ機能が大幅に向上したことなどにより、厳しい状況に陥っています。テレビ業界にとっては、Z世代が好むYou TubeやTikTokなどのSNSやNetflixなどのサブスクリプションサービスの登場が脅威となっています。このような変化をどのように考えますか?
学生の皆さんと対話をしながら授業を進めて行きます
本講義では基本的な理論を理解した上で、グループワークやクイズ形式のディスカッションをベースに、みなさん自身で実際に考えてもらうように工夫しています。差別化の考え方など人生においても就職活動においても役立つ科目ですので、基礎からしっかり学びましょう。
【授業担当:竹下智】(け)