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授業紹介:キャリア形成論(1年生前期)

2022.08.08

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皆さん、既に中学校または高校で「キャリア教育」という授業を受けられたかも知れませんね。日本では「キャリア」という言葉が教育・就職・経歴という意味で使われ始めたのはまだ歴史が浅く、欧米に大きく後れをとっています。本学では全学科で1年次よりキャリア形成論・キャリアデザインという授業が行われており、結果として全国有数の就職率を誇っています。

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授業風景

 
この科目は、大学入学後これからの学園生活を有意義に過ごし、目指す企業・公務員などに就職し社会で活躍するために必要なことを学んで頂くための授業です。とりわけ現代ビジネス学科では1年次入学後必須科目として全員が「キャリア形成論」を受講します。テキストも女子学生向けの教科書を使います(下の写真)。ここで学ぶポイントは、長い人生を大学1年生という早い時期から垣間見て頂くことです。

・日本の女性の社会での活躍度、男女格差、年代ごとの就業状況がどう推移しているか
・希望する企業などに就職するために必要な情報・資格を学び有意義な学生生活を過ごす
・女性の多様な就業とライフスタイルを学ぶと共に、将来の生活設計を考えてみる

このように、入学直後の慣れない大学生活を有意義に過ごすための支援をしていきます。
【授業担当:野村康則】(の)

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野村先生・竹内先生の著書『女子学生のキャリアデザイン』を携えながら学ぶ学生

 
野村先生はかつて安田女子大学のキャリアセンター長をしておいででした。キャリア形成論は現代ビジネス学科の1年生にとってとても重要な科目であり、退官された後も豊富な経験をお持ちの野村先生に引き続きキャリアに関連する授業をお願いしています。今でも授業の後に全員と1対1でキャリアについての面談をやって頂いています。(せ)

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授業終了後にクラスの学生一人一人とキャリアについて話し合いを行っています