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内田誠一教授の自作漢詩が中国の詩歌集に収載されました

2022.12.12

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中国文学者で漢詩人の内田誠一教授が創作した漢詩(七言古詩・三十句)が、中国で出版された呂鋼栄主編『歴代の人々が温嶠を詠じた詩詞選』(中華古籍出版社)に収載されました。本書は、東晋時代の文人で政治家の温嶠(おんきょう)について詠じた、古代から現代に至る文学者たちの作品を集めたもの。

内田教授は中学より橋川時雄博士に漢詩の添削指導を受け、のちに漢詩文の泰斗・石川忠久博士に師事して漢詩の創作に励みました。
また中国の北京師範大学に留学し、啓功教授の指導のもと王維の自然詩を研究して博士学位を取得。現在、全国漢文教育学会や全日本漢詩連盟の理事を務めています。

日本文学科で内田教授は16年にわたって授業の中で漢詩創作を指導されており、全国コンクールに応募した安田生の作品が最優秀賞や優秀賞に輝いております。また団体奨励賞を2度も受賞しています。

安田の図書館に本書を寄贈されましたので、興味のある人は手に取ってご覧下さい。