

文献撮影の様子を見学しました
2021.09.21
本学の図書館は、貴重な古典籍をいくつも所蔵しています。
その1つの「稲賀(いなが)文庫」は、かつて安田女子大学で教鞭を執られた稲賀敬二教授が、研究資料として集められた古典籍の一部で、『源氏物語』の古注釈書から、和歌、歴史、教育関係の写本・刊本など、500点を超える一大コレクションです。
国文学研究資料館が貴重な文献資料としてデジタルで撮影し、同館のホームページ(電子図書館)から画像公開され、学術研究の資源として広く社会に提供しています。
今年も9月に専門の写真業者による古典籍の撮影が行われ、最終日に撮影の様子を見学しました。文学・文化・図書館学を教える教員が解説し、撮影するカメラマンスタッフから精密に撮影するための機材や技術の説明、そして具体的な体験を熱く語っていただきました。
本文学科で図書館司書の資格を目指して学ぶ学生たちは、初めて見る撮影の様子を興味深く見学していました。具体的な質問も出て、とても有意義な学びの時間になりました。