

7月のオープンキャンパス2025を開催しました
2025.08.19
オープンキャンパス2025・7月場所を7/19土・20日に開催しました。1号館4階の日本文学科展示室には、昨年を上回る250名ほどの高校生と保護者が来られました。日文科特製の法被(はっぴ)を着た学生スタッフが、教員とともに対応しました。
開始直前まで、学生スタッフと教員で入念な打ち合わせをして臨みました。
開始時の受付は、学科ニュースで紹介したオリゼミスタッフの学生が担当しました。
スタート前から多くの高校生と保護者が日文科の会場教室に来られました。会場教室では教員紹介と卒論ゼミ紹介のパネル、授業で使用する教材などを展示し、日本文学科の授業や大学生活について具体的に解説しました。日文科で取得できる教員免許・司書資格・学芸員資格・日本語教員資格についても、実際に授業を受けて実習に参加した学生たちが自分の経験をもとに説明しました。
学科説明会は、10時30分から、学科長の島田大助教授の挨拶でスタートしました。
次いで教員からプレゼン担当の学生スタッフを紹介し、学生による説明に移りました。
学生スタッフたちによる推しの授業紹介や、大学生活を通して感じたことを自分の体験を通して具体的に語るプレゼンは、たいへん好評でした。
最後に教員から日本文学科の特色をカリキュラムの特徴や教員採用試験や一般就職など就職状況の実績を具体的に説明して、日本文学科のプレゼンを終了しました。
「日本文化体験コーナー」では、「和本で冊子作り」・「お気に入りの図柄で作るブックカバー制作」・「くずし字パズルで自分の名前を作ろう」を取りそろえて、日本文学科で学べること、おもしろい授業や学科のイベントについて、学生スタッフとざっくばらんに話しながら一緒に手を動かしていました。
また、実際に大学の授業を20分で体験する「ミニ授業」も実施しました。
19日は島田大助学科長(日本近世文学)が「江戸時代の絵本に描かれた笑い話」と題して、江戸時代の版本の草双紙を教材にして、笑い話についてわかりやすく語りました。
20日は大滝一登教授(国語教育学)が「生徒が気づきにくい国語教師のスキル」と題して、教師役の学生による『羅生門』の模擬授業を題材にして、教員自身の体験から工夫のポイントを具体的に話しました。
アンケートでは、どちらの授業も興味のある内容で親しみやすかったと好評でした。
今回も、学生たちとともに練り上げた「オープンキャンパス2025」7月場所でした。
日文科のフラッグの前で、記念のショットを撮りました。
学生スタッフが会場教室で着用していたこの法被(はっぴ)も、学生のデザインを原案にして制作したものです。
お手伝いしてくれた学生スタッフのみなさん、おつかれさまでした。
また8月23日(土)・24日(日)のオープンキャンパスもよろしくお願いします。
1日目(7/19土)のスタッフたち。
2日目(7/20日)のスタッフたち。
「オープンキャンパス2025」の8月場所は、23日(土)・24日(日)に開催します。
好評だった学生によるプレゼンや日本文化体験コーナーはもちろん、教員のミニ授業として古瀨雅義教授(日本古典文学)の「清少納言の思考回路―『枕草子』の文章テクニック」、川岸克己教授(日本語学)の「オノマトペ、言語世界のキッザニア」を用意しました。
8月場所では、新たな情報を加えたパネルも追加して展示します。
みなさんの来学をお待ちしています。