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7月のオープンキャンパス2024を開催しました

2024.08.05

  • 大学イベント

7月20・21日の週末2日間、オープンキャンパス2024を開催しました。1号館3階の日本文学科展示室には、今年も200名を超える高校生と保護者たちが来場されました。
教員紹介と卒論ゼミ紹介のパネルと授業の内容を展示し、日文科で取得できる教員免許・司書資格・学芸員資格・日本語教員資格について、実際に授業を受けている学生たちが、教員とともに具体的に説明しました。

 

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開始直前まで、入念に打ち合わせをして臨みました。

 

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10時30分のスタートから高校生と保護者たちが日文科の会場教室に来られました。
教員と学生は日本文学科の授業や大学生活について、具体的に解説をしました。

 

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「日本文化体験コーナー」では、和本冊子作り、お気に入りの図柄で作るブックカバー制作、江戸切り紙で作る江戸うちわ制作など取りそろえ、日本文学科で学べること、おもしろい授業や学科間イベントについてざっくばらんに話しながら手を動かしました。

 

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隣りの教室では、学生の総合司会で、教員から日本文学科の特徴とカリキュラムの特徴、教員採用試験など就職状況の実績を具体的に説明しました。
続いてパネルディスカッションを開催し、学生からみた日本文学科の魅力を、授業と免許資格、そしてクラブ活動などのキャンパスライフと関連付けて、学生自ら語りました。

 

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20日は教育実習に行った学生たちに、21日は教職・司書資格・学芸員資格・日本語教員資格の授業を受講している学生たちにそれぞれ語っていただきました。高校時代は引っ込み思案だった自分が、発表形式の授業での学びを経て、このようにみんな
の前で語れるようになりました、という体験談に、会場から歓声が上がりました。

 

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パネルディスカッションのあと、学生が日文科の発表授業についてプレゼンしました。
20日は、近代文学「岡本かの子」(2年時開講)の演習を、3年生が紹介しました。

 

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21日は、平安文学『紫式部日記』(3年時開講)の演習を、4年生が紹介しました。

 

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続いて教員による20分の模擬授業を開講し、大学の授業の雰囲気を経験しました。
20日は大滝一登教授による「国語の授業の作り方(基礎編)」、21日は内田誠一教授による「辞書も間違う、漢字・熟語・成語の誤りについて」を開講しました。

 

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午後は13時30分から会場教室の特設コーナーで、学生と卒業生が実習の報告と勤務先の様子をプレゼンしました。
20日は、4年生が教職関係の授業について、卒業生が日本語教員として勤務する学校の様子について、ぶっちゃけフリートークを行いました。

 

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21日は、人気の「日本文化文学実地研究」について、入念に打ち合わせた学生たちが3泊4日の行程で探訪した京都の体験を、制作したパネルを用いて愉快に語りました。

 

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そのあと6月に教育実習で高校の教壇に立った4年生が、自分の実習体験について笑いを交えながら熱く語りました。

 

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笑いを交えた具体的な話に、高校生たちから多様な質問がありました。

 

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今回も、学生たちとともに練り上げた「オープンキャンパス2024」でした。

 

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この法被のデザインも、学生のデザインを原案にして制作しました。

 

お手伝いしてくれた学生スタッフのみなさん、おつかれさまでした。
また8月17日(土)・18日(日)のオープンキャンパスもよろしくお願いします。

 

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この3月に卒業した社会人1年目の卒業生たちも、日文科の展示教室に駆けつけてくれました。後輩たちに取り囲まれて楽しく語り合い、卒業生の紹介コーナーで同級生の展示パネルを見つけて話題にするなど、会場が賑やかになりました。

 

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8月のオープンキャンパスでは、学生による発表授業のプレゼンが日本文化学と古典文学の演習、教員の模擬授業が江口泰生教授の「日本語を調べてみよう」と島田大助教授の「江戸時代の笑い話を読んでみよう」を用意してお待ちしています。