

「第35回 伊藤園お~いお茶 新俳句大賞」に41名の日文科生が入賞・入選!
2025.03.03
日本文学科では、飲料メーカー伊藤園主催の「おーい!お茶新俳句」を機会にして、学生たちが俳句を吟行しています。日本近代文学の教鞭を執る外村彰先生が「まほろば教養ゼミ」の時間を活用して学生たちに呼びかけ、集まった作品をとりまとめて応募しました。
今年の「第35回 伊藤園お~いお茶 新俳句大賞」では日文科の学生が41名も入賞・入選し、「優秀学校賞」が授与されました。全国で本学一校だけの学校賞受賞でした。
○佳作特別賞 10名
吉田 萌恵(2年) 「寒暖差曜日でいえば月と金」
阿部 理子(3年) 「姿見に何度も見惚れる成人式」
平田 愛梨(3年) 「雪景色いくら触れても赤い指」
渡邉まりあ(3年) 「万葉の昔のままで梅の花」
石川 陽菜(3年) 「火の粉散るだれかの想いをお焚き上げ」
細川 七海(4年) 「寒空に空気を縫った陽の温度」
鳥井 晴菜(2年) 「手に残る墨の跡こそ青春だ」
木村 仁美(卒業生)「金蘭の契りを結ぶおぼろ雲」
古武 亜依(卒業生)「味しみる大根めがけのびる箸」
杉田 実優(卒業生)「虹のふもと意外と近くにあったのに」
このほか「佳作」に31名が受賞しました。これらの作品は『自由語り』(令和6年10月刊)に採録されています。
このコンクールに188万9582句もの応募作があった中で、日本文学科の学生たちの作品が41句も入賞・入選し、昨年に続いて「優秀学校賞」をいただきました。
日本文学科の学生たちは、作品を創作発表して獲得した評価で自信を得ながら、大学での学びを楽しんでいます。
「おーいお茶」のペットボトルラベルには入賞した作品がプリントされています。受賞した学生たちから日文科事務室に1本ずついただきました。
4月のキャンパスフェアや夏のオープンキャンパスで披露します。
大学の創立記念式では、創作活動で活躍した学生たちに表彰状と記念品が授与されました。おめでとうございます。