

7月20日(土)21日(日)生物科学科 Rikoフェス!レポート
2024.07.25
7月20日(土)と7月21日(日)の2日間、生物科学科を含めた理工学部のイベント「Rikoフェス!」を開催しました!
同日に開催されたオープンキャンパスとあわせて、2日間合計で延べ約3,000名の方々にお越しいただき、生物科学の各ブースにも多くの高校生、保護者の皆様にお越しいただきました。当日の様子をご紹介いたします。
両日とも、はじめに1号館ラーニングコモンズのプレゼンテーションフィールドを会場に、理工学部・学部長に就任予定の松浦達也先生が生物科学科の教育内容とその魅力、社会における可能性・有用性等について説明しました。
生物科学科では、植物を中心に生物生命の仕組みを学びますが、その応用分野は食品や環境、資源など多岐にわたります。さらに説明のなかでは、生物科学科に着任する予定の教員や、2025年に完成予定の新校舎(理工学部棟)や生物科学科に関する教育・研究環境についても触れました。
大変好評だった4月のRikoフェス!に続き、7/20(土)は広島大学大学院統合生命科学研究科の長沼毅先生をお招きし、特別講演『生物学のススメ(第2弾)』を行いました。これまで様々なメディアにもご出演され、生物学の魅力を紹介されてきた長沼先生。今回は動物(哺乳類)の話題に始まり、聞いた人は「生き物の見方がちょっと変わる」生物の奥深さ・面白さについてお話していただきました。
さらに特別講演の後は、長沼先生による模擬授業を開催。キャンパス内のビオトープから採取した環境試料をもとに、水の中に生息する微小生物を参加者の皆さんと一緒に顕微鏡で観察しました。
観察を続けていると...、なんと偶然、繊毛虫の「細胞分裂の瞬間」を目撃することができました!
貴重な分裂の瞬間に、参加者の皆さんも長沼先生も大盛り上がり!
個体の発見から分裂し終えるまでの約20分間、参加者一同でその動きを見守り...遂に分裂した瞬間には会場内で拍手が起こりました...!
その様子を、一部倍速にして編集した動画でご紹介いたします。
8月17日(土)・18(日)に開催予定のRikoフェスでも、引き続き長沼先生にご登壇いただき、模擬授業を開催します。
果たして、次回はどんな貴重な瞬間に立ち会うことができるのか...どうぞご期待ください!
7/21(日)には、植物標本(ハーバリウム)の制作体験ブースを展開しました。美しい花の魅力を長時間楽しむことができるハーバリウム。用意された多種多様な植物を選び、自分だけの作品作りを楽しんでいただき、完成品はお土産としてお持ち帰りいただきました。
そのほかにも、微生物標本の展示や植物から抽出したアイスハーブティーの提供、学科相談コーナー等で皆様をお迎えしました。
8月17日(土)、8月18日(日)にもオープンキャンパス&Rikoフェス!を開催いたします!
次回も多彩なゲストによる講演会や参加型イベントをご用意し、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
8月17日(土)は、京都府立大学生命環境科学研究科から植物生理学・分子生物学・発生学を専門とされ、スタートアップ「未来食研究開発センター」を立ち上げ、取締役を兼任しておられる武田征士先生をお招きし「未来の食料生産技術」をテーマにお話をしていただきます。
さらに、武田先生にご同席いただき...昆虫食の紹介&試食ブースも展開予定!「お煎餅」のように食べやすいタイプのものなど、どなたでもお楽しみいただけるものから、少しハードル高めのタイプまで、多彩なラインナップでご用意いたします。
続く、8月18日(日)は、元広島国際学院大学教授で環境科学、特に東広島市西条の源流から酒蔵通りの地下水調査を専門とされておられる竹野健次先生をお招きし「おいしい水のヒミツ」をテーマにお話と分析実演をしていただきます。
ご講演の後は、コンビニ等身近な場所でも手に入るミネラルウォーターから少し珍しい外国の水までご用意し、参加者の皆様に硬水と軟水の飲み比べをご体験いただき、その違いなどをご紹介いたします。
また、7月に続き、8月は両日とも広島大学の長沼先生にご登壇いただき、学内ビオトープに生息する生物観察を開催いたします!
詳細は今後ホームページでご紹介いたします。皆様のご来場を心よりお待ちしております!
※理工学部は2025年4月開設予定(設置認可申請中)です。掲載内容は予定であり、変更になる可能性があります。