

教員紹介<第4回> 竹内 雄司 教授
2018.03.14
竹内雄司(たけのうち ゆうじ)教授
(キャリア論、組織行動論、人材開発論)
【研究紹介】
自動車会社に30年間勤務し、大半を人事部門で過ごしました。社員の採用、人材開発、人事制度の企画・運用、女性社員の活躍支援、グローバル人事などを担当した人事のプロです。この時、社員がイキイキと成長し活躍するには、どう支援すれば良いかを極めたいと働きながら大学院で学ぶようになり、2014年大学教員に転身しました。専門は、組織行動論(経営学)です。経営学は、より良い企業経営を行うための学問ですが、組織行動論では、経営の三大資源(人、モノ、金)のひとつである「人」に着目します。つまり、働く一人ひとりがどう成長し活躍できるかの探求です。なかでも、女性のキャリアや働く人のモチベーションが私の研究分野です。
【高校生・学生の皆さんへのメッセージ】
説明するまでもなく、世界中のビジネスは、そのすべてを「人」が行っています。働く一人ひとりが、「やる気」を高め、自ら「成長」することで、さらなる工夫を行い、新しい価値を提供しくことができます。これこそ世の中への貢献であり、ビジネスでの成功につながります。「人」はビジネスの世界でもっとも重視されるべき「可能性の源」です。 ビジネス心理学科では、心理学を学び、これをビジネスの世界で活用していくことを目指します。研究紹介の通り、私はビジネスの経験から「人」に関して探求しています。ですから、これから社会に出て成長し活躍していくべき皆さんが大学時代に何を学んでいくべきかを理解している一人だと思っています。興味のあることを深く学び、学んだことを活かして経験を積み上げていく、そんな日々前進の学生時代を送ってみませんか?そのために、教室や大学内にとどまらず、企業のご協力を得ながら、ビジネスの現場も学びの場にしていきたいと思います。「社会に出て、何かを成し遂げたい。」想いを共有する仲間と励ましあい、競い合い、人生の基礎づくりと行う、そんな4年間を一緒に過ごしましょう。
「3年生対象のキャリアアップ・ワークショップ」の一コマ