

子ども食堂って何? ~フィールドワークを通して~
2017.10.30
8月のオープンキャンパスでは、ビジネス心理学科の学科プログラムにおいて、「子ども食堂って何? ~フィールドワークを通して~」というタイトルで、学生による研究紹介が行われました。
【子ども食堂が子どもの居場所としてどのように機能をしているのか】をテーマに、フィールドを通して研究している様子を、3名の学生が元気良く発表しました。
研究紹介では、広島県内にある9つの子ども食堂を実際に訪問して行った調査内容を発表しました。その特徴を分類してみると、タイプは大きく2つに分かれています。地域づくりに重点を置いている「地域づくり型食堂」と、個別対応に重点を置いている「ターゲット限定型食堂」です。この2つのタイプを、フィールドワークを通して得た知見をもとに紹介しました。
「地域づくり型食堂とターゲット限定型食堂には、それぞれの良さがあり居心地の良さも違います。そのため、居場所の作り方は一つではなく、それぞれの子ども食堂の特徴を生かして長く続けることが、子どもの居場所づくりにつながると考えます。」(心理学科3年生)
実際に訪問しないとわからないことが想像以上にたくさんあり、その理解を深めていくことがフィールドワークの面白さであることが伝わってきました。