

心理学の基礎的知識、そしてその応用方法を1・2年次に深く学んだうえで、社会心理領域およびビジネス心理領域へとその学びを展開させます。また、グループワークなどを取り入れた実践科目を通じて、ビジネスと心理の関係性についてテーマを掘り下げ、課題発見を行い、解決策を模索します。学生時代から社会と接点をもったプログラムを行うことで、実践力と協調性を養います。
私はドラマを見て心理学に興味を持ったことをきっかけに、大学では心理について学びたいと漠然と考えるようになりました。ただ心理学というのは臨床心理士やスクールカウンセラーなどの専門的な職業のイメージしかなく、いわゆるキャリアウーマンに憧れていた私は将来のことを考えながら学部選びに悩んでいました。そんな時、安田女子大学に新しくビジネス心理学科ができると知り、オープンキャンパスに参加しました。そこで心理学にはとても幅広い分野があり、ビジネスの現場や普段の生活にも大きく役立つことがたくさんあると知りました。自分の興味のある心理学に加え、経営学や経済学なども学べるので私にぴったりだと思い、この学科を受験しました。
個人にとって高い利益を生み出す行動が、結果として常に多くの人の幸福につながるとは限りません。本講義では、複数の個人が意思決定に関わる状況から生み出されるジレンマ的状況や協力行動について学んでいきます。
ビジネス心理学科では、授業で学んだことを実践する場として、地域や企業と連携して、心理学を応用した問題解決策を提案・実践する機会を多く設けています。その一部を紹介します。