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教員採用試験に合格して2

2012.02.17

  • 学科コラム

 現在、安田女子大学大学院文学研究科博士前期課程日本語学日本文学専攻2年に在学しており、「書道古典教材の再評価」をテーマとして研究に取り組んでいます。広島県の採用は大学院修了まで猶予してもらえるので、残りの学生生活は研究に専念できます。
昨年は「中学国語」で受験しましたが、不合格。「高校書道」へと切り替えて臨んだ今年は、自信がなかったにも関わらず合格することができました。この合格は、大学院修了までに身につけるであろう専門性に期待されたものと思っております。地に足をつけ、研究に没頭するつもりです。
 学部時代には日本文学科の先生や学生の仲間と国語の対策に力を入れてきました。このことが今回の合格には少なからず力となっていることは確かです。論理的に文章を読み解き、自分の考えや主張を構築していくことなど、2次選考ではこうした力が要求されたように思います。
 書専では3年の時に役員を引き受け、行事の企画運営を通して人前で話す、わかりやすく説明する等の力がついたように思います。仲間や先生方の思いをくみ取るようにしつつ、いつも「笑顔」を心がけました。
佐賀県出身ですが、仲間や面倒見の良い先生方がたくさんいらっしゃるこの広島で頑張っていきたいと思っています。

中島 市子(平成23年3月卒、安田女子大学大学院 文学研究科博士前期課程 日本語学日本文学専攻2年)