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筆の里工房企画展「筆墨×Design-筆の未来」にて学生作品が展示されています

2025.03.04

  • 学生活動

筆の里工房の展覧会「筆墨×Design-筆の未来」にて、本学学生の作品が展示されています。
この展覧会は「筆跡とデザイン思考を掛け合わせ、新たな筆跡表現の可能性を見出す」ことを主眼とし、筆の里工房と広島市立大学芸術学部が連携して開催しているものです。

 

この展覧会の中の一企画「HAIKU30」で、本学書道学科と広島市立大学芸術学部のコラボレーションが実現しました。
「HAIKU30」は30句の近代俳句を題材として、各校の学生がそれぞれ(デザインと書)作品として表現し、展示の際に初めて並べてみるという実験的な試みです。
どのような作品が対になるかわからないという緊張感と期待感の中で、30名の学生たちは俳句から受け取ったイメージを書で表現しました。
仮名や漢字仮名交じりに留まらず、前衛やデザインなど、多様な作品が生まれました。
会場では広島市立大学学生の作品と合わさって、句の情景が様々に展開しています。

 

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以下、いくつかの作品をご紹介します。(作者名は書作品担当)

 

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雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る 前田月奈(1年)

 

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しぐるるや しぐぐる山へ 歩み入る 吉川愛華(3年)

 

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気まぐれの 旅暮れて桜 月夜なる 村上香菜子(3年)

 

展覧会は4月13日(日)まで。
ぜひ会場にてお楽しみください。

 

詳細は展覧会サイトをご覧ください。

https://fude.or.jp/jp/exhibition_post/2024/11/3175/