

平成25年度教員採用試験合格体験記(1)
2014.02.05
【特別支援学校(高等部書道)合格】
「書道にずっと関わっていたい」。そう思って決めた安田への進学。そこから始まった教員になるという夢がやっと近づいてきました。もしも高校で書道部に入部し、書道を知ることがなかったら、今の私はありませんでした。安田に入り、4年間仲間たちとともに書道に専念し、深く学んでこられたという環境は、本当に幸せなものだったと思います。
大学生活を通じて様々な経験をすることができました。学科での行事や書道部等で先輩や後輩と関わることができたこと、また一人暮らしやアルバイトをしたことなど、すべての経験に意味があったのだと思います。
教員採用試験への勉強をするなかで、本当にこの道でいいのか、教員という職業は自分自身向いていないのではないかと思うことが何度もありました。でも、その度に、向いていないと思う気持ちより、教員になりたいという思いの方が強いのだと改めて気づき、幾度もの節目を乗り越えることができました。今回の合格は、一緒に採用試験を目指して勉強してきた仲間たち、熱心に指導してくださった先生方、励ましてくれた友人たちのおかげだと思っています。
特別支援学校(高等部書道)で合格しましたので、分からないことや不安もたくさんありますが、生徒一人一人に合った、生き生きとした指導ができるよう、常に学ぶ姿勢を大切にしていきたいと思います。
(4年 多田麻美:愛媛県立東温高等学校出身)