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国際シンポジウム「須磨藏寶・宋元餘韻」に萩信雄教授が出演されました

2018.11.02

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2018年9月2日(日)、大阪蝸廬美術館において国際シンポジウム(国際学術研討會)「須磨藏寶・宋元餘韻」が開催され、本学科の萩信雄教授(書学書道史学会 諮問委員)が「斉白石の書と印(齊白石的書法和篆刻)」と題して、基調講演にビデオ出演されました。

  • 20181102_1.jpg萩教授蔵品 日本古代の拓本「多胡碑」を背景に
  • 20181102_2.jpgシンポジウム当日の様子

斉白石(1863~1957)

中国・湖南湘潭(しょうたん)の人。名は璜(こう)。号は白石。別に三百石印富翁・借山吟館主者・木人・木居人などと号した。貧農出身で、少時は大工・指物師などを業とし、木人・木居人を号したのは木工出身であることを示して本分を忘れないためである。37歳の時、同郷の文豪王闇運に師事し、詩文を学ぶかたわら、絵画・篆刻・書法にはげみ、新中国成立後は、画人の第1席与えられた近現代の巨匠である。
なお、「須磨蔵宝」というのは、戦前の外交官であった須磨彌吉郎が収集したコレクション。斉白石の名品を多く所蔵し、近年では京都国立博物館で公開された。(萩教授解説)

  • 20180902.jpgパンフレット左上が「須磨蔵宝」の一部