

授業訪問~「行動療法」~
2016.12.02
心理学科の3・4年生を対象に開かれている「行動療法」(担当:藤原裕弥准教授)という授業を訪問させていただきました。行動療法は、条件づけを中心とした学習理論を基にした、私たちのさまざまな問題行動を変容させるための技法(行動変容技法)です。訪問したこの日は、望ましい行動に与える報酬(ものとは限りません)に関する「トークンエコノミー」についてお話されていました。日常生活にも役立つ、興味深い先生のお話に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
藤原裕弥先生です。先生の授業は明快でわかりやすく、しかもおもしろいと評判です。
「トークンエコノミーは自分にはすごく効きそうだなと思いました。小学生の頃とかもそういうのがあって、もちろん貯まったあとの報酬が嬉しかったのですがシールとかが貯まっていく過程もすごく楽しくて余計頑張っていたのを思い出しました。」(学生の感想から)
「トークンの内容で、自分が小学生の時に教科書を音読する宿題をやって来ると音読カードにキャラクターのシールを貼ってくれたり、先生から一言メッセージがもらえたのを思いだし、知らないうちにオペラント条件づけが身近に行われていたのだなと思った。」(学生の感想から)