

ラマー大学からの研修生に心理学講義
2016.07.14
7月6日(水)から7月12日(火)の7日間、アメリカのラマー大学(Lamar University)の男女14名の学生さんが安田女子大学を訪れ、「日本文化語学研修プログラム」に参加されました。そのプログラムの中で、心理学科の橋本博文講師(社会心理学・文化心理学)が"How and Why Americans and Japanese are Different"というタイトルで、英語でのレクチャーを行いました。レクチャーの中で研修生は、欧米の人々と比べて、日本人がきわめて低い得点を取ることが報告されている「自尊感情尺度」に実際に回答したり、橋本講師の行ったこれまでの実験データに基づいた、文化による行動の違いが生じる要因に関するレクチャーを聞いたりしました。わずか1時間の講義でしたが、講義を終えた後には、自然に研修生のそれぞれの体験に基づく熱いディスカッションが起こるなど、おおいに盛り上がりました。
"'Not offend others' is more likely to be a default strategy in East Asian societies."
"Cultural difference exists, not in their personal values or preferences, but rather in their beliefs about how others evaluate independence and interdependence."
熱心にメモをとったり、質問したり、研修中のみなさんの様子です。