

授業訪問~教職実践演習~
2024.12.09
養護実習を終えた4年生が、実践的指導力を確実に身につけることを目標とする「教職実践演習」の授業にお邪魔しました。
この日は、養護教諭を目指す4年生に、院に進学してスクールカウンセラーをはじめとする心理士を目指している4年生が加わり、それぞれの視点から、虐待の仮想事例に対する気づきと対応についてグループでディスカッションを行っていました。
学生たちは授業を通して、教育現場でのさまざまな問題に、異なる専門分野の職種が協力し、共通の目標に向かって対応に当たる多職種連携の大切さを感じたようです。
「養護教諭として、子どもの心身の健康を守るために教職員やスクールカウンセラーとどのように連携していくのかについて考える機会になりました。この機会に得た学びを将来に活かしていきたいです」(養護教諭を目指す4年生の感想)。
「事例について話し合う場面では、養護教諭ならではといったような意見が多く飛び交い、心理専門職になるための勉強をしている自分の中にはなかった意見をたくさん聞くことができました。連携の困難さや専門性の違いも体感できた貴重な体験だったと思います」(来年、大学院進学が決まっている4年生の感想)。
最後に、それぞれのグループの考えを共有します。