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病院実習を終えて

2024.10.02

  • 学科紹介

養護教諭1種免許取得を目指す学生41名の「看護学臨床実習」が7月~9月に広島市内の3病院施設で実施をしました。大学の講義とは違い病院での臨床実習は、緊張感で一杯のようでした。しかし児童生徒がケガや病気で病院受診あるいは入院をする際の事を考えると、看護学臨床実習を充実したものにしたいという「決意と意欲」も感じられ、学生それぞれの貴重な実習となったように思います。

 

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中電病院(7月)

 

感染症対策として「手洗いの重要性」「災害時の対策」等の実践を学び、特に児童生徒への「命の授業」について、絵本や実際の授業風景等を見せて頂きました。養護実習等にも活用できると感じました。

 

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広大病院(8月)

 

座学では「医療安全対策」「災害対策」「手術部・滅菌機材室」等の説明を受け、実習部署は10ケ所(病棟・検査室等)あり、グループに分かれて見学・観察実習をしました。最終日のカンファレンスで、学びの共有や実習指導者から学生の質問事項に答えて頂きました。

 

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広島はくしま病院(9月)

 

病棟実習を主に、慢性期と急性期の看護と感染管理のうち防護具の着脱を学びました。高齢者の入院患者が多く、折り紙や塗り絵などの作業には学生も参加させて頂き、コミュニケーションの重要性を学ぶ良い機会となりました。