

私の研究 ~藤原裕弥准教授~
2024.09.03
先入観や経験則、直観などによって現実を誤って認識することを「認知バイアス」といいます。
私はこれまで感情と認知バイアスの関係について研究してきましたが、最近は人の外見に基づく認知バイアスに関心を持っています。「きれいな人だから仕事もできるだろう」「いつもきれいな外見だから努力家だろう」といった考えは、典型的な外見に基づく認知バイアスです(ハロー効果といいます)。
このような認知バイアスが、外見に基づく差別であるルッキズムの原因となるか、青年期女性のストレスを高めるかについて研究しています。