

授業訪問「ストレスマネジメント演習」齋藤大輔准教授~
2024.07.29
「ストレスマネジメント演習」(担当:齋藤大輔准教授)の授業にお邪魔しました。
現代社会には様々なストレスが溢れていますが、私たちの「メンタルヘルス」を維持・向上するには、このストレスとうまく付き合っていく必要があります。この授業では、実践的なストレスマネジメントの技法を学び、日常生活に応用できるようになることを目標とします。
今回の授業ではEllisの論理情動行動療法に基づき、様々な非合理的な考え方(たとえば、誰にでも好かれなければならないといった考え方)を現実に合った考え方に変えていく演習を行っていました。
受講生からは、「この授業を通して改めて自分を見直すことがありました。自分が抱えている問題に対して目を逸らしてしまうことも多いのですが、授業の中で、その問題と向き合い、どう解決していくのかなど考えることができて、受講して良かったと思っています。」といった声が寄せられています。
「出来事そのものではなく、その出来事に意味づけし、解釈する自分の考えがいろいろな感情を引き起こしているのです」(齋藤准教授)
「『ストレスは無くせない。なので、日常で困らない程度に減らして対処していく』というのが講義の主軸となっているため、紹介されるストレス対処法は比較的手軽で実行しやすいものが多い印象です。」(学生の感想から)