

学生が作るキャリアデザインプログラム
2024.02.02
現代心理学科の2年生は、授業(心理学課題演習)の中で、自分たちが受けたいキャリアデザインのプログラムを作るという試みを行っています。
大学卒業後の進路選択は、社会の中で自分の役割を見つけるという青年期の重要な発達課題として、心理学においてもこれまでたくさんの研究が行われてきました。前期はそれらの論文をしっかり読んで、後期はそれらに基づき、実際に自分たちが考えたミニプログラムを作り、実施します。みんなが作ったプログラムのテーマには、「自分の職業観を知ろう!」「就職活動におけるストレスとの向き合い方」「自分の内面を知って就活で活かそう」「キャリア・サクセス」などが並び、実際就活を行っている学生にも使ってもらいたいプログラムがたくさんできました。
現代心理学科では学生たちに、心理学の学びを知識としてだけではなく、進路選択をはじめとする、自分たちの生活のさまざまな側面に生かしてほしいと思っています。
実際に自分たちが知りたいと思っている、切実な内容を取り上げることが出来るのも、自分たちで作ることの魅力です。
「面接における表情管理!」をテーマにしたこのグループは、辛島(2022)の実験を基に、真顔⇔笑顔で自己紹介する際の印象の変化を体験してもらうプログラムを作りました。
会場から出てきた質問には、みんなで協力して答えます。