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研究会で研究発表をしてきました!

2023.03.22

  • 学生活動

皆さんの周りに、なめらかに音読できない、文章を繰り返し読んでしまうといったように、読みに困難を感じている人はいませんか?このような症状が出る原因は様々考えられますがまだはっきり分かっていません。そのため、その原因について調べることは困り感を持つ人たちの負担を軽減することに繋がると思われます。

松本純奈さん(4年)は、読みにくさの原因にモニターの明るさと自閉スペクトラム症傾向が関係しているのではないかと考え、卒業研究で実験を行いました。そしてこの度、その成果を外部の研究会(「注意と認知研究会」)で発表してきました。研究会では、同じ心理学を専門とする研究者たちが集まり議論をします。また、研究会に参加することで、様々な考え方を取り入れたり、新しい知識を獲得したりすることができます。松本さんは研究会に参加して、以下のような感想を寄せてくれました。

「初めての学外での発表でとても緊張しましたが、たくさん練習してきたことが自信に繋がり、大きな失敗をすることなく楽しく発表をすることができました。研究会では、実験のプロフェッショナルからの鋭い意見をいただき、自分の研究内容や実験手法、結果の解釈などについて深く考えることができました。また、自分の研究について興味を持ってもらえ、多くの研究者の先生方と交流させていただけたことがとても嬉しかったです。4月から大学院に進学するので、これまで以上に多くの研究を行い、読みに困難を抱えている人たちが過ごしやすい環境の整備に貢献していきたいと思っています。」

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