

保健室ボランティア、活動中!
2023.02.13
現代心理学科では、養護教諭課程の免許必修である4年次の「養護実習」とは別に、2年生の希望者に、春休みに母校を中心にして保健室でお手伝いをさせていただきながら、リアルな保健室の現場を体験させていただく「保健室ボランティア」の機会を設けています。
今年はコロナ禍も落ち着いてきて、多くの学校で学生を受け入れていただき、貴重な体験をさせていただいています。
そんな中で、とてもうれしいニュースがありました。ある学生の母校の養護教諭が本学科の卒業生で、しかも、彼女も2年次の保健室ボランティアで貴重な体験をさせていただき、養護教諭になる意思を強めたという先生だったのです。「今度は自分が大学の後輩に伝える側になったんだな」と感慨深く思いながら、盛りだくさんな1週間の活動スケジュールを考えてくれていました。保健室業務のお手伝いや児童との関わり、2人で行う保健指導、中学校の養護教諭との連携などなど・・・
2年生がこの活動を通して役割実験(自分の可能性を生きてみる:E.H.エリクソン)を行い、自分の将来と重ね合わせながら、実感を伴った進路選択をしていくことを期待しています。
先輩の養護教諭(左)の指導のもと、保健指導を考える2年生です。
保健室の現場で使っている「PIT IN CARD」は、気持ちを言葉にするツールです。
保健室前の廊下の掲示物。気持ちを言葉にすることを大切にしている心理学出身の養護教諭です!
すべて島根県吉賀町立七日市小学校での活動の様子です。