

精神保健福祉センターの役割と仕事について学ぶ
2022.02.14
心理学で初の国家資格である公認心理師受験資格に関わる学部の科目のひとつに「心理実習」があります。先日その授業の中で、広島市精神保健福祉センターの職員の方からオンラインで研修を受ける機会をいただきました。
精神保健福祉センターは、地域住民の精神的健康の増進や精神障害の予防をはじめとして、さまざまな役割を担っている公的機関です。当日の講師の中には、センターの心理療法士として働く本学の卒業生もいて、学生たちも親しみを感じながらも真剣にお話を伺っていました。
うつ・自殺(自死)、依存症に対する対策から新型コロナウィルス感染症に関する心のケア対策まで、さまざまな業務について貴重なお話を伺うことができました。
貴重なお話を一言も聞きもらすまいと、教室には緊張感が溢れていました。
「精神保健福祉センターでの心理士の業務は、心理職としてだけでなく、市の職員としての業務もあり、心理学の専門的な知識だけでなく一般的な教養を持っていることが必要だと感じました。」(学生の感想から)