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卒業研究紹介~山本文枝研究室~

2021.12.20

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スマートフォンの所有率は、小学生でも60%、高校生以上ではほぼ100%の時代となりました。現代人にとって、スマホは日常生活における必須アイテムとなっています。ところで、スマホをもっている状態が、話し合い場面のストレスをやわらげるという海外の研究があります。

この研究を参考に、4年生の成松美佳さんが「スマートフォンの安心毛布化に関する研究」というテーマで、話し合い場面でスマホが手元にある場合とない場合とで、ストレス緩和や不安状態に違いが生じるのかについて実験を行いました。持つのが当たり前になっているスマホですが、知らず知らずのうちに心に影響を及ぼしている可能性があります。この研究は、スマホとどう付き合っていくかについて考えるひとつの参考資料となるのではないでしょうか。

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最初に実験者が、話し合うテーマなどについて教示を行います。

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スマホあり条件では、参加者たちはスマホを手元において、与えられたテーマで話し合いをします。

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実験後、山本先生と実験についてふりかえりをします。