

お話聞かせていただけませんか~大学で働く心理学の先輩にお話を聞く~
2021.07.05
現代心理学科の学生たちは、「お話聞かせていただけませんか」という企画で、社会で活躍されているさまざまな人生の先輩にお話を伺いに行かせていただいています。これまで、公務員、スクールカウンセラー、警察官、広告代理店勤務、アパレル関連企業勤務と、多方面でお仕事をされている方々にお話を伺っていますが、今回は、大学時代に心理学を学び、卒業後、現在、安田女子大学の入試広報課でお仕事をされている、濱田永和さんにお話を伺いました。
学生時代は学習心理学のゼミに所属していて、卒業論文では交通場面での人間の注意の範囲について研究したという濱田さんに、一見畑違いに思える今のお仕事に心理学の学びがどのように生きているのかをお尋ねしました。濱田さんは、「さまざまな事象にワンクッションおいて見られるようになっているところは、心理学を学んだ影響だと思いますし、社会人になってずっと役に立っているところだと思います。」と言われます。インタビューした学生は、お話の中に随所に感じられる学生への暖かい目線と、客観的で冷静なお話ぶりに、心理学を学んだ先輩らしさを感じたようです。伺ったお話は、学科の学生全員で共有して、これからの心理学の学びと進路について考える際の参考にさせていただきます。貴重な機会をいただいて、有難うございました。
「仕事では、学生たちが高校生のころに思い描いていた大学生活が送れているかをいつも自問自答していますし、責任も感じています。」(濱田さん)
「大学事務局の方々は、私たち学生のことを在学中だけでなく入学前から、陰から見守ってくださっていることを知りました。」インタビューした4年生の竹野下さんです。