

まほろば教養ゼミで「先哲の教育理念に学ぶ」
2021.06.21
安田女子大学には、「自分」「社会」「学び」そして「安田」についてさまざまな側面から学ぶ、週1回の「まほろば教養ゼミ」という時間があります。これは全学で開講されている授業ですが、現代心理学科は、そこに心理学を生かしたさまざまなプログラムを実施しています。
今回は、船津守久教授(障害者心理学)と竹田敏彦教授(教育倫理学)が「先哲の教育理念に学ぶ」というテーマで行われた対談を、オンラインで学生に届けました。エラスムス、ルソー、カントといった昔の賢人の考えを、現代心理学科の学生の進路である、企業や公務員、心理職、教諭・養護教諭などの仕事にどのように生かすのかについて、学生のこころに届くお話をしてくださいました。
「みなさんの進む進路はさまざまですが、それらに共通する大切なものを、昔の賢人の考えからみていきましょう。」(竹田先生・向かって左)
「就職はゴールではなく、社会へのスタートです。仕事を通して自分自身を成長させてくれる周囲に感謝することが大切だと思います。」(船津先生・向かって右)
スクリーンの文字の見え方や音量も確認して、いよいよ撮影開始です。
視聴した学生からは、「どの仕事においても、人間としての基本が求められるのだとわかりました。そのような基本的なことは、当たり前になりすぎて自分はできているのだと思いがちなので、今日のお話を聞いて、初心にかえって自分自身を見つめ直すことができました」といった感想が聞かれました。