現代心理学科の2年生は、授業（心理学課題演習）で、自分たちが受けたいキャリアデザインの授業を自分たちで考えて作るという試みを行っています。

大学卒業後の進路選択は、社会の中で自分の役割を見つけるという青年期の重要な発達課題として、心理学においてもこれまでたくさんの研究が行われています。前期はそれらの論文をしっかり読んで、後期はそれらに基づき、実際に自分たちが考えたミニ授業を作り、実施します。みんなが考えたテーマには、「自分に合った進路選択へのアプローチ方法を知ろう」「就活で得られるものは内定先だけじゃない！」「自分の過去を振り返ってみよう！～回想展望法の体験～」などが並び、実際就活を行っている学生にも見せたいような、学生たちのセンスが感じられるプログラムも多くみられます。

現代心理学科では学生たちに、心理学の学びを知識としてだけではなく、進路選択をはじめとする、自分たちの生活のさまざまな側面に生かしてもらいたいと願っています。