

4年生 卒業研究がんばっています
2015.09.01
大学生活最後の夏、4年生はそれぞれ自分の卒業研究に精を出しています。8号館地下の心理学実験室を覗いてみると、いくつかの実験室で卒業研究のための実験が行われていました。たとえば、テレビなどでも取り上げられている"笑いエクササイズ"は本当に心身を健康にするのかを調べる実験(「笑いエクササイズが健康に与える影響について」)、人の視線に敏感な人は、間違い探しをする時に人物の視線の向きの違いに気づきやすいかを調べる実験(「視線を気にする人は間違い探しの変化に気づくか」)、たくさんあるクッキーより残り少なくなったクッキーの方が魅力的かどうかを調べる実験(「希少価値が選択行動に及ぼす影響‐心理的リアクタンス理論の立場からの検討‐」)、作業中に他人がいると気になる人とならない人の違いを調べる実験(「社会的抑制と自意識・対人不安との関連」)などです。心理学科では夏から秋に向けて、各ゼミで卒論の中間発表会が開かれます。まずはそれにむけて実験でデータを取る人、調査結果を集計して分析する人など、心理学科の4年生は卒業研究にひたむきに取り組んでいます。