

授業訪問「心理学基礎演習Ⅲ」
2020.01.29
私たちは日頃、いろいろなアンケートに答えることがありますが、実はきちんとしたアンケート項目を作るのには心理学の専門的な知識やスキルが必要です。
心理学基礎演習Ⅲ(心理学科2年生対象)を受講する学生たちは、心理学の研究でよく使われる研究方法のひとつであり、私たちが通常アンケート調査と呼んでいる「質問紙調査法」について学び、グループごとに自分たちでテーマを立てて、実際に調査をしてデータを収集します。最終回のこの日の授業では、各グループの発表が行われていました。グループのテーマは、「自画像のアイコンと自己肯定感」「パーソナルスペースと惚れっぽさの関係」「外向性と授業中のおしゃべりとの関係」など興味深いものばかりでした。それぞれの発表には、ご担当の藤原先生はじめ、参観に来られた学科の先生方からも質問やコメントが寄せられていました。
こういった演習での経験が、学生それぞれが社会に出てから役立つ力へとつながっていきます。
パワポ資料に加えて、手書きの資料も用意して説明するグループもありました。
会場からの質問には、グループのみんなで相談して答えます。
ご担当の藤原先生は、厳しい指摘と暖かい評価の両方をくださいます。