

ある日のまほろば教養ゼミ
2019.09.09
現代心理学科2年2組のまほろば教養ゼミにお邪魔しました。この日は、前期にクラスでやった「他己分析」の結果をみんなで共有していました。これは、両親や兄弟、あるいは友人やアルバイト先の上司など、自分以外の3名の人に、自分の「良いところ・改めた方がよいところ」「みんなと一緒の時に受け持っているように見える役割」「つまらなそうにしている時」など11の質問に答えてもらい、自分が知らなかった自分の側面について考えるというものです。学生からは、「人に自分についての印象を聞くのは気が引けましたし、答えてもらえるのか不安に思いましたが、みんな真剣に考えてくれて、良い友だちをもったなと感動しました」「自分のよいところは自分ではなかなか見つからず、マイナスな点ばかり浮かんできますが、親や友だちからプラスな面を教えてもらえて、そこを伸ばそうと思うことができました」といった感想が聞かれました。現代心理学科のまほろば教養ゼミでは、自分を深く客観的に見つめることを通して、自分の将来について考えるきっかけにつなげたいと願っています。
他のクラスメートの結果を真剣に見ています。
「予想通りの回答も、意外な回答もあって、自分の知らない自分を見つけたように思います」(学生の感想から)
この日は後の授業で試験が控えていましたが、合間にクラスで集まると、自然と楽しい笑いが起こります。