

学科講演会が開かれました
2019.07.22
7月11日(木)に現代心理学科の講演会が開かれました。
今年4月に着任された生塩詞子先生(臨床心理学)が、「青年期のこころ~その特徴と課題~」という題目でお話くださいました。「青年期は自分づくりの時期であり、それまで与えられてきたパーツで作り上げた多面体やパズルをいったん解体し、バラバラにして、自分が必要と思うパーツを自分で考えて主体的に組みなおす(再構築)する時期です」といったメッセージは、自分づくりの只中にいる学生の胸に響くものでした。すでに人気となっている先生の魅力的な授業が想像できるような講演会でした。
「様々な体験をし、試行錯誤するという、いわば「役割実験」を通して、自分に向いているもの、向いていないものが分かることがあります。」(生塩詞子先生)
「私が今までしてきたことはすべて意味があることであって、無駄なことはないと感じることができて、とても心が軽くなりました。」(学生の感想から)
「自分がわからなかったり、やりたいことがわからなくても、今はとりあえず挑戦してみるのがいいのかなと思いました。」(学生の感想から)